家の図面については、詳細に分けると「平面図」、「配置図」、「立面図」、「構造図」、「設備図」などに別れます。
プランが現実になるにつれて、一枚、また一枚と増えていく図面。図面は、家を建てるための計画書ですから、図面の数が多ければ多いほど、きめ細かな計画に基づいて家を作っていることになります。
とはいえ、見慣れない図面を前にして、建築主としては何をチェックしたらいいのか戸惑いますよね。とくに平面図で部屋の広さを見るときは、図面の周囲に記録された数字をチェックしてください。
部屋や廊下、階段などの間口や奥行は、壁厚から計測した心々寸法(しんしんすんぽう)で描かれています。これは、壁の内側を図った実際の寸法とは異なるので注意が必要です。
このほかの図面についても、チェック項目をまとめてみました。
●平面図
チェック項目-部屋の広さや配置、壁、窓、ドア、収納の位置、動線、採光
●配置図
チェック項目-各部屋の日当たり、建物や駐車場の配置、水道や電気メーターの位置
●立面図
チェック項目-建物のバランス、屋根の勾配、窓のサイズやバランス
●展開図
チェック項目-天井や窓の高さ、押し入れやキッチンのつり戸棚の高さ、色彩計画
●矩計図(かなばかりず)
チェック項目-基礎の高さ、断熱材の材質や厚み
●設備図
チェック項目-照明器具やコンセントの位置、テレビや電話の端子、水周り設備の位置
図面をみる場合に、いくつか覚えておくと便利なことがあります。
●1坪=約3.3㎡(畳2枚分の広さ(2畳)です)
「1坪単価は……」などと言われたときには、畳2枚分を想像するとイメージがわきやすいですよね。
●一間(いっけん)=約1.82m(6尺)
畳の長いほうの辺と同じ長さです。だから1坪は、一間×一間でもあるんですね。また図面の寸法は、基本的にmm単位で記入されています。窓枠が一間あれば、1820mmという表記になります。