湘南スタイルの木の家では、光と風がめぐるようにしたい。それが、私の希望でした。風通しの良い家~換気対策は、家づくりでも大切なポイントです。勾配天井・化粧梁でオシャレにでも書きましたが、家のなかに風の通り道があるかないかで、健康にも大きな影響を及ぼすからです。
とくに窓にサッシを使っている機密性の高い家は、シックハウスなどの影響を受けます。シックハウスの原因物質としてはホルムアルデヒトが有名ですね。接着剤、塗料、防腐剤の成分であるホルムアルデヒトは、安価な建材だけでなく、実は、手軽な価格の家具にもけっこう使われているそうです。
建築業界では規制が始まりましたが、家具に関しては、恐ろしいことにまったく規制がないということです。ということは、家具もオーダーメイドにしない限り、私たちは、多かれ少なかれ、有害物質に囲まれて暮らしていくことになります。
それって、どんだけお金がかかるんだよ、という話です…。現代の建築では化学物質を100%取り除くことは難しい。だからこそ、換気のできる家、風の通る家が大切になってくるんですね。
マンションでよくあるのが、お風呂場に窓がない間取り。私もマンション暮らしのときはそうでした。風呂場がすぐカビてしまうので、いつも掃除がたいへんでした。だからこそ、家を建てたら、お風呂場に窓をつけようと思っていました。できれば東西南北の四方に窓があると、風は巡りますよね。
では、健康のためには、どのくらいの割合で換気が行われるとよいでしょう?一般的には、2時間に1回。この割合で、家全体の空気がそっくり入れ替わると望ましいということです。
とはいえ、風通しが良すぎると昔の日本家屋のように寒すぎて困りますよね。計画的に、効率的に換気を行うためには、いくつかの考え方があります。
さあ、あなたなら、どの方法を選びますか?