せっかく湘南に家を建てるのですから、自然の恵みが差し込むような、日当たりのよい家がいいですよね。日当たりが悪いと、気分まで滅入ってしまいますものね。 家のなかに光が差し込むかどうかは気分だけの問題ではなく、もっと重要な問題をはらんでいます。業界の方に聞いた話だと、実際には全体の1割しか自然素材を使っていないのにも関わらず、堂々と「自然素材の家」と謳っているところも少なくないそうです。怖いですね。
でも、言い換えると、自然素材だけで家を建てることは現実的には不可能に近いということなのですね。
となると、私たちは、多かれ少なかれ、シックハウスなどの元になる接着剤が使われた家のなかに暮らさざるを得ないのです。
ですから、せめて家のなかには光が差し込み、さらには風通しがよく換気がよくできるようにしておく必要があります。できれば、光の入り方まで考えて家を設計できるといいのですが…。
など、いくつかの方法があります。
●勾配天井
勾配天井とは、文字通り、傾斜した天井を指します。
たとえば、南側の部屋は充分に天井高が取れるのに、北側の部屋は建築上の制約で同じ天井高がとれない場合に勾配天井にすると、天井の低い空間でも圧迫感を感じないでいられます。 屋根の勾配をいかして天井高を設けて採光を取り入れることで、光が回りやすくなり、日当たりがよくなります。
●化粧梁
柱と柱の間をつなぎ構造上にも大切な役割を果たす梁は、意匠としてもよく使われます。 たとえば吹き抜けの天井に化粧梁を施すと、空間が演出されるだけでなく、光と風がよく回るというメリットもあります。