湘南スタイルの木の家-木造の注文住宅-を作ってくれる工務店、建築事務所を一覧表にしました。 ちなみに、表にある「チルチンびと」は、「地域に根ざした木の家づくり」を目指した地域循環型工務店の組織です。
この組織は、産地の明らかな素材と、設計者から大工まで家作りに携わる人の顔が見える、「安全で良質な木の家づくり」を目標に掲げています。 本物の木の家を建てたいと思っている人には、その工務店が「チルチンびと」に加盟しているかどうかが、ひとつの指標になると思いますよ。
| 順位 | 会社名 | 創業 | チルチンびと加盟 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 株式会社 源 | 1997年 | ○ | * 国産木材(高千穂) * 設計から引き渡しまで、設計士がトータルで管理 |
| 2位 | 協栄ハウジング | 1916年 | - | 「地域の皆様のお抱え大工」「木成りの家」 * 国産材 (紀州) * 24時間体制でトラブル対応 |
| 3位 | 加賀妻工務店 | 1970年 | ○ | 「棟梁イズム」(一棟、一棟、ひとの手で作り上げる) |
| 4位 | ウィズハウスプランニング | 1997年 | ○ | * 在来軸組工法 * 国産材(宮城) * 通気断熱WB工法 * 暮らし方の提案 |
| 5位 | ジェイ石田アソシエイツ | 不明 | 不明 | 一級建築士ジェイ・石田プロデュースの注文住宅、「100年住んでも飽きない家づくり」 |
この表の中で、私が、実際に設計から施工までをお願いした工務店は、「株式会社 源」です。
一見すると、第2位の協栄ハウジングは、歴史も古く信頼感があるようなのですが、私は「チルチンびと」に加盟していないことと、この会社の実際的な特徴がよくわかりませんでした。全体的に雰囲気のコピーに逃げているようなところが気になりました。
表を見てもらうとわかるのですが、この会社は「国産材」を使っているとか、「トータルで管理してくれる」とか、かなり具体的に特色を謳っています。木造建築の命ともいえる木のことがはっきりわかるのがいいですよね。すっかり気に入って電話してみると、木材の主な産地は高千穂地方だそうです。
ご存じですか?高千穂地方の木は、とってもいいんですよ。九州は宮崎の、標高が1000メートル以上ある高地で、すくすく育った高千穂の木は、激しい寒暖差にもまれて木目がよく詰まり、石灰分や酸化鉄、そして殺蟻活性成分を含んでいるところです。
家作りにもってこいの天然成分を含んでいるんですね。 しかも、この会社は商社や問屋を通さずに、全国の産地から直接取引して良質な材木を集めているということです。こちらの社長さんは、もともと材木屋さんの息子さんで、小さい頃から木材に囲まれて育っているので、匂いを嗅いだだけで木の良し悪しがわかるそうです。すごいですね。
全国でも、生産者と直接やりとりをしている工務店はほとんどないそうですよ。ほかの工務店や建築事務所のホームページを見ると、広告としてはカッコイイフレーズが散りばめられているのですが、「それじゃあ、具体的にどうなの?」となると、具体的な特色よくわかりません。
なによりも、株式会社 源は、2009年度の「全国あんしん工務店 首都圏版」に、神奈川県の鎌倉・湘南で設計力・企画力のある会社として紹介されているんです。 また、建築中の現場の状況をWEB上で見られたり、工事終了後に「家の履歴書」のCD-ROMをもらえたりするんです。会社も新しいけど、サービスも新しいんです。 でも、新しいだけじゃないんですよ。
家というのは、本当に人間にとって大きな影響を与える存在ですね。
たとえば、新築の家に入ったとたん「目がちかちかする」「のどが痛い」「頭痛がする」などの症状をシックハウス症候群と言いますよね。
実は、これとまったく逆のことが、友人の家で起こりました。友人は、不妊症でずっと悩んでいました。それが木造の注文住宅を建て、新しい家に入ったとたんに妊娠したんです。不眠症だったご主人は、朝起きれるようになったということです。
私は、友人のこの話を聞いて、さっそくこの家を作った工務店を教えてもらいました。そうしたら、それが「株式会社 源」だったんです!もう迷わず注文しちゃいましたよ!高い買い物なのに、ある意味、衝動買いでした。
でも、その衝動は、正しかったと今でも思っています。だって、新しい木の家は、とっても快適なんですから。